GEDOU The Programmer -文系転職エンジニアの学習日誌-

新規プログラマーのブログ。内容はランダム。

あやにーさん×今井紀明さん トークイベント『これからの「つながり」をつくるソーシャルメディアの使い方@大阪』に参加しました。

 VoicyのあやにーさんがNPO法人D/Pの今井紀明さんとトークセッションをされるという事で、神戸から参戦。
 
ほとんどの人でSNSを利用している一方で、なにが正しくてなにが悪いのかもわからず、なんとなくSNSに疲れてしまっていたり、メンタルに問題が起きてしまうこともあります。
様々な問題を抱える中でどのようにSNSと付き合うべきか、
お二人のトークセッションの内容を10項にまとめてみました。
 
 
 
1、強い人の言葉が多くの人にリーチするSNS
 
歴史を紐解いて見ても、人は強者の意見に感銘を受け、気持ちを吸い込まれてしまう。SNS上でも、強い言葉は魅力的である一方で、誰かの心を折ってしまうこともある。
現状は強い言葉を発する人はフォロワー数も多い。
でも、家入一真さんに代表される優しいツイートでSNSを利用する方法も注目されるべきではないか。自分のSNSの利用方法をあらてめて考えてみて欲しい。
 
2、影響力を持ちたくてもフォロワー数に振り回されるな
 
何十万人、何百万人というフォロワーを持つインフルエンサー。彼らのような強い影響力を持つプレイヤーがいると、フォロワー数の多寡がSNSでの絶対的価値観になってしまっている。しかし、それは必ずしも重要ではない。’信用’が抜け落ちてしまっては本末転倒である。数に振り回されず心からフォローしてくれている人を大事にして行く姿勢を大事にしよう。
 
3、自分軸を持って発信しよう!
 
前述の通り、フォロワー数を意識せず、自分の発言に一貫性を持たせる。
内容に悩んでいる人は自分自身に内在する経験を発信していくと良い。
自分の人生というストーリーは、思っているよりも誰かの役に立つ事がある。恐れずに、自らの経験を自らの言葉で継続して語っていこう。
 
4、ミュートやブロックをうまく使ってちょうど良い距離感を見つける
 
フォローしている人の発言が見たくなくなってきたらブロックするのも一つの手。
もし、リアルで会う頻度が多い場合はミュート機能を使って自分のストレスマネジメントをしていこう。
 
5、独り言ではなく人に有益になるものを紹介する
 
SNS上で信頼を得るためには、自分が他人に自信を持って紹介するという気持ちが大事。
自分だけではなく他の誰かにとって利益になることを意識した発信が信頼の第一歩だ。
 
6、敵を作らない発信方法を考える
 
SNS上では発言の自由が必要以上に叫ばれている風潮がある。しかし、人の気持ちを配慮する心がけが足りないようにも感じる。自分の発信は誰かの心に影響を与える危険を孕んでいるということを忘れずに、誠実な気持ちで発信していく力を身につけよう。
 
7、相手の為になるなら返信する
 
リプライするかしないかは相手のためになるかどうかで判断すれば良い。
クソリプに対して神経をすり減らす必要は全くない。
 
8、SNS=画期的な発明
 
SNSは本来画期的なサービスである。素人の意見でも多くの人の心に届き、影響を与えられる可能性があるからだ。本来の良さが生かされる形を改めて考え直してはどうだろうか。
 
9、社会のセーフティーネットとしてのSNS
 
現実の社会からリタイアしてしまった人はむやみに心配されがちである。
そんな人たちの居場所となって大丈夫だよ、いいじゃん!といってあげられる寄る辺としての存在でもある。
 
10、無理にやるものではない
 
1日〇〇回呟けなどのフォロワーを獲得するためのテクニックが溢れているが、楽しくないのは本末転倒である。自分が自然な状態を維持することを念頭に置いて発信していけば良い。
 
 
〜イベントの感想〜
今まで色んなセミナーに参加しましたけれど、参加者同士のコミュニケーションもデザインされているところが素晴らしかった。質問をした際もお二方がしっかりと目を見て親身になってお答えいただいた事が何よりも嬉しかったです。終了後の賑やかな雰囲気も参加者がアクティブな存在である実感がありました。
 
そして、なによりもSNSについて考え直すには十分すぎるくらい濃密な時間でした。
今までSNSに対してどのように取り組むべきかという悩みに道筋が示されたと思います。
今回のイベントを通してもっとも大事だと思ったことは、『SNSのアカウント向こう側には生身の人間がいる。』ということです。
会場のみんなで同時に投稿して見たり、トークを聞く中でそれをもっとも実感しました。
これからSNSに誠実に付き合っていきたいと思いました。
 
今井さん、あやにーさん、スタッフの方々お疲れ様でした。
また機会があれば参加します。